ご存知、柳楽優弥君がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞をとった作品(2004年)
噂は前々から聞いていて、皆に絶対観たほうがいい!と言われてて、DVDになってやっとこさ借りにいった作品。本当は小さい映画館であってたから映画館で観たかったんだけど。 内容は噂通りでとてもよくできていた。これは実際に起きた事件をベースとして作られているのだけど、もう大人になって働いて、ましてや子供まで作れる状況で今を生きている私にとっては何か目を背けられなかった。 序盤、まだお母さんが家にいて皆でご飯を食べるシーンとかかなり普通だったし、他愛も無い会話で皆楽しそうだった。この時の子供達はまさか母親がずっと帰ってこないなんて思わなかっただろうし。 明演じる柳楽君は弟や妹達の面倒をちゃんと見ていて、ご飯まで作っている。偉いなと思った。 子供なのに大人の立場になって物を考えたり、言っている所がなんか悲しかった。 中盤、お母さんがずっと帰ってこなくなって、友達を連れてきたり、ゲーセンに行ったりしてたけど、気持ちは分かる。 長女も、お年玉の筆跡が違う事が分かって、生活費が足りないのを分かって自分のお金を使っていいって言う所も悲しかった。 お金もなくなり、コンビニの余りをもらってる所や公園の水を汲みに行ってる所とか何とも言えなくて黙って見てた。 あのお母さんは子供達を子供と思ってなくて、友達か何かと勘違いしてるようだった。そうとは限らないかもしれないけど、少なくとも私ににはそう見えた。 書留めでお金を送りつけてた時も、「頼りにしてる」なんて。。 これは絶対見るべき作品です。
by nature_masu
| 2005-05-02 14:18
| 映画(た行)
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