キッチン 吉本ばなな



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人の死にちゃんと向き合う、みかげと雄一
何か人間らしいと いうか人間っぽかった。正直に生きてるっていうか。明るい気持ちの時も暗い気持ちの時も。それでも一生懸命生きている

私個人が経験した気持ちと似てた部分もあったので、かなり自分の身の回りで起きてる様な近い位置にいる様な気分で読んでいた。

みかげちゃんはキッチンが大好きって書いてたけど、何となく分かるその気持ち。
私の場合はもちろん自分の家のキッチンで、綺麗に清潔にしてあると、とても嬉しくなり特に朝起きて綺麗なキッチンを見ると1日がうまく過ごせそうな気持ちになる。
土日の晴れた朝なんかは、何も予定がない自分が好きになり、ご飯かお菓子でも作ろうかなーと思って、たまに夜ご飯を昼の3時から作ったりする時もある。夜になると冷えて美味しくなくなるけど。

でも汚いキッチンが嫌い。ちょっとイライラするっていうか何で汚くするのーー!と思う。
持論だが、台所を汚したままにするようじゃ料理の腕は上がらないと思ってる。個人的に。

私的な話に飛んだけど
吉本ばななは本当すごいと思う。何がすごいって言ったら登場人物の気持ちや、その時の風景などの説明や表現がとても上手い。読者に分かりやすく想像させやすく書いてる。描写力だな。
その補足説明だけで、こういう感じなんだろうな~と一瞬で浮かんでくるからだ。
とくにみかげちゃんの気持ちとか


この本を読んでると、こういう恋っていいなーと思う。自分にも色々あるのに互いの事を思い合ってる。言葉で言わなくても相手の気持ちを察してる。しかもそれが見事に当ってる。すごい。

内容は詳しくは書かないけど、また読みたくなる本だった。
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by nature_masu | 2005-05-27 09:44 | TV・音楽・本
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